働いても働いても給料も役職も上がらない。加えて社会保障の壊滅は目に見えているし、年金ももらえる保証がない時代です。
明らかにヤバイ時代に突入しているにも関わらず、いまだ茹でガエルのように変化に気づいてなく、危機感を感じてない人がたくさんいます。特に僕のようなサラリーマンに。
一方で、このブログを読んでいるあなたのような賢い人は、彼らとは異なり、既に訪れている変化の兆しに気づいているでしょう。そう、「自分で稼ぐ力」が必要ということに。
そんなあなたへ、今回は自分で稼ぐ力をつけるために背中を押す記事を。いくつかの日本の現状とともに話していきます。
日本の社会保障制度は壊滅する
日本の社会保障制度は壊滅寸前です。
例えば国民皆保険。国民皆保険は日本が世界に誇る素晴らしい社会保障ですが、国民皆保険がもうじき破綻することは目に見えています。
なぜか?それを知るためには国民皆保険の成り立ちの時を振り返ってみましょう。
国民皆保険が初めて導入されたときは、若者:高齢者の割合は「10:1」でした。つまり、10人の若者で1人の高齢者を面倒見れば良かったんですよね。当時は全然余裕でした。
しかし、それが今はどうなっているか?今では、若者:高齢者の割合が「1:1」まできてしまっています。これは、若者1人が高齢者1人を財務上支えていかなければ、そもそも国民皆保険自体が成り立たないレベルということです。
僕たち若者は自分の生活だけでも精一杯の中、どうやって高齢者のためのお金を捻出できるでしょうか?無理ですね。
そう。無理なんです。ここまで来てしまったらどう足掻いても。国民皆保険を含む、現行の社会保障制度は遅かれ早かれ潰れるか、今よりもずっと弱いものに姿を変えるでしょう。
知らない人が多いかもしれませんが、政府は社会保障制度が2023年に破綻することを認めているレポートを出しています。公にしていないですが。
もし仕事を失っても、なんだかんだ国が面倒見てくれるだろう。という姿勢ではマズイんです。誰かが助けてくれるという他力本願な姿勢をしていると、この先普通に生きることすら、どんどん大変になっていきます。
昨今の副業推進は国からの隠れたメッセージ
実はこういった国の財務状況の悪化が、昨今の「副業ブーム」の始まりのきっかけなんですよね。
最近やたらとテレビやニュースで副業推進の声を聞くのは、「社会保障制度は潰れるから、ちゃんと自分たちで自分の収入は確保しとけよ。」という政府からの隠れたメッセージです。
自分たちにとって不都合になることは公にせず、暗に「お前ら準備しとけよ。ちゃんとアナウンスしたぞ」と言わんばかりに、副業推進を進めています。まるで自分たちの責任逃れのように。
「自分で稼ぐ力」が必須の時代が来る
「何を無責任に!」と国に文句を言いたくなるかもしれませんが、国や政府に文句を言っても仕方ないし何も変わりません。
僕は海外に住んでいた経験がありますが、日本はめちゃめちゃ恵まれています。むしろ、今までの過保護具合が、世界の常識からしたら明らかに異質だっただけです。
これからの日本は、世界の常識に寄せていくだけ。それだけの話です。
それにつれて、世界では当たり前の貧困も日本で増えていくでしょう。これは避けられない。世界に飛び出したことのない人はわからないと思いますが、その波は刻一刻と近づいてきています。
さて、こういう状況では、頼れるのは自分です。自分で考え、行動し、自分の生活や家族を守っていかなければいけません。
なので、ここは政府のアナウンス通り、副業を真面目にやっておくことが賢明です。「副業を通じて、自分の力で稼ぐ体験を積むこと」、個人的にこれがかなり重要だと思います。
まずはどんなに小さな金額でも、自分で稼ぐ体験を重ねましょう。自分で稼ぐ体験を積み重ねていく過程で、だんだんとそれをスケールして大きくしていく感覚が養われて来ます。
そしてその額が大きくなれば、それを年金代わりに蓄えておけば良いのです。特に20代30代の方は、年金などあてにできないんですから。
今まで何をせずとも受けられていた国からの保証はもはや過去の産物です。
- 今まで大丈夫だったからこれからも大丈夫
- 誰かがなんとかしてくれる
この2つのワードが最も危ない時代が、21世紀だと僕は思います。まだ間に合う今のうちから、「自分で稼ぐ力」はつけておきましょう。
自分で稼ぐ力をつけたいなら、次はこちらの記事をどうぞ>>サラリーマンこそ「副業」や「複業」をするべき【具体的な方法付き】