「成功するためにはリスクを取れ」が幻想であることを証明する

リスク 成功

どうも。今日も真面目に他人のキャリアに向き合っているジョーです。

 

さて、最近僕が仕事で関わった人の中に、「起業して成功したいからリスクを取らなきゃダメなんです」と言い、敢えて不安定な道に進もうとしている方がいました。

 

確かに、一般的には「成功するためにはリスクを取れ」と言いますよね。わかります。僕も良く言われたので。確かにあながち間違いではないし、リスクを取って成功した成功者も多くいますから、事実でもあります。

 

でも本質的には、リスクを取ったから成功するのではないんですよね。本質的には、「リスクを取った結果、成功した人が存在しているだけ」です。そういう人が「成功するためには、リスクを取れ」と発しているだけです。

 

「成功する=リスクを取ることが必要」ではない

成功するためにはリスクを取る必要がある。これは真実であり、間違いでもあります。

 

なぜなら、

  • リスクを取って成功した人にとっては、「成功する=リスクを取ること」であり、
  • リスクを取らずして成功した人にとっては「成功する≠リスクを取ること」だからです。

 

例えば、1億円の借金をして、結果として10億円を稼いだなら、その人はリスクを取って成功した人ですよね。その人からすれば、「成功するためにはリスクを取れ」というのは、ごくごく当たり前のことなのです。

 

他にも、何のアテもなく会社を辞めて起業し、そこで取り組んだことがハマって成功した人にとっても、「成功するためにはリスクを取れ」ということは正しいんですよね。

 

一方で、借金にも会社員を辞めて起業することにも無縁で、ただ自分の持っている知識や経験をまとめたものを売ってみたらめちゃめちゃ売れて、結果成功してしまった人にとってはどうでしょうか?

 

この人にとっては、「成功する=リスクを取れ」、ではないんですよね。なぜなら、リスクを負わずに成功できているので。「成功するためには必ずしもリスクを取る必要がある」、とはならないんですよ。

 

「成功するためにはリスクを取れ」とは、あくまで”視点の違い”です。リスクを取って成功している人の視点から見れば「成功する=リスクを取ること」で、リスクを取らずに成功している人の視点から見れば「成功する≠リスクを取ること」です。あくまで”視点の違い”です。

 

なので、「成功するためにはリスクを取らなきゃ!」「今すぐ会社を辞めて起業しなきゃ!」と極端になってしまうことは、あまり賢くないことだなぁと個人的には感じます。視点をどう持つか。ここが重要です。

 

リスクを取らずして、成功するのが一番良い

あなたが独身ならまだ良いですが、もし家族を持っているなら、できればリスクを取らずして成功するのが一番良いですよね。

 

それなら、リスクを取らずして成功する道をまず模索することこそ、やるべきことなんじゃないかなぁと僕は思います。

 

人は、壮絶な経験の末に成功を掴んだ人のストーリーに惹かれます。そういう生き方をしたいのであればリスクを取ってすれば良いし、それが嫌ならリスクを取らずして成功している人を探して真似すれば良いのです。

 

リスクを取らずして成功できるなら、そっちの道の方が良い。僕はそう思います。

 

リスクの大きさは努力で下げられる

とはいえ、100%ノーリスクで成功するというのもまた難しい話です。そこで必要なもう一つの視点は、リスクは0か100という両極端なものではないと認識することです。

 

「成功する=リスクを取る」と単純化して考えてしまう人は、物の見方が極端になっているんですよね。まるでリスクが0か100の2つしか存在していないように見ています。

 

リスクと一言で言っても、リスクには大きさがあります。リスクが1のものもあれば50のものもある。目には見えないものだけどリスクには大きさがあり、そしてそのリスクの大きさは、「努力次第で小さくできるもの」です。

 

成功したいなら、可能な限りリスクの大きさを小さくする努力をする方が、個人的には賢いやり方だと思います。

 

それをやらずして、いきなりリスクを取るというのは、戦場に身体一つで飛び込んでいくようなものな気がします。いや、せめて万全の装備はしておこうよと。

 

冒頭でお話ししたその人には、起業してやろうとしていることを、今の会社を辞めないまま小さくスタートしてみることをおすすめしました。

 

小さくスタートすることは、リスクを減らすための一番有効なやり方です。「リスクを取ること=成功するために必要なこと」ではありません。「リスクを最小限に抑えること=成功するために必要なこと」です。

 

何かやりたいことがあるなら、小さくそれを始めてみること。始めてみるからこそ見えてくるものもありますよ。

 

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