これまで2年仕事を耐えてきたけど、会社に行くことが辛いし、もう会社に行きたくない。。もう会社を辞めたいな。。でも、入社3年目で辞めるのは早すぎるのかな?
今回はこういった疑問に答えていきます。
結論からいうと、入社3年目でも、会社を辞めたいなら辞めてOKです。もし悩んでいて動き出せていないなら、まずは小さな行動から起こす必要があります。
本記事の内容
- 入社3年目でも会社を辞めていい理由
- 入社3年目で会社を辞めたらどうするか?
- 入社3年目で会社を辞め、別の良い会社に転職する方法
これを書いている僕は20代で一度の転職を経験。現在は就職・転職支援の仕事をしている立場でもあり、会社を辞めることについては日々多くの方の事例を見ています。
入社3年目は人生の一つの岐路です。同期の中でも、いまいる会社で働き続けることを覚悟する人、違う道を選ぶ人が分かれてくる年代です。
そんな大事な時期だからこそ、真剣にキャリアを検討すべきです。現状の忙しさや辛さにただ流されていたら、気づいたら手遅れになることもあります。
本記事を読めば、入社3年目で会社を辞めることの実態についてわかるようになります。5分ほどで読めますので、続きをどうぞ。
Contents
入社3年目で会社を辞めてもなんとかなるもの
結論、上記の通りです。入社3年目で会社を辞めても、大抵なんとかなります。
ネットで情報を調べていると、「とりあえず3年」という言葉が出てきますが、一部正論はあるにしろ、3年は待たずに会社を辞めた方が良いです。なぜなら、入社1年目と入社4年目の市場価値は、ほとんどの場合そこまで変わらないからです。
入社4年目まで働くことで、自分の市場価値を高める大きな仕事ができたり、スキルアップできるならいいです。
でも、多くの入社4年目は、他社から特定ポジションで引き抜かれるほど、市場価値が高くはなりません。
その結果どうなるか?入社1年目で転職しても、入社4年目で転職しても、転職先では結局同じポジションからスタートになります。つまり、最初の3年が、キャリアの視点では無駄になるということです。
どうせ転職したら一緒のスタートなら、早いうちに行動した方が良いです。どうしても市場価値が高い状態で会社を辞めて転職したいなら、いまの仕事で頑張り、一定のスキルや役職をつけて転職することが必要です。
でも、会社を辞めたいとまで思っているなら、この先5年、10年いまの会社で働くことは想像できないはず。それなら、早いうちに転職した方が、中長期的に見て損しません。
辞めるリスクは当然ある
会社を辞めるというと「リスク」が頭に浮かんでくると思いますが、リスクは当然あります。
唯一リスクが大きいのは、あなたが大手企業の会社員の場合です。例えば総合商社に新卒で入っている場合、転職することはリスクになります。なぜなら、総合商社は新卒片道切符なので、一度外へ出てしまうと戻ってこれないことがほとんどだからです。
一方それ以外の方は、取り返しのつかないリスク大きなリスクはないので安心してください。いまいる会社に近いところは入れますし、やり直しは全然効くので大丈夫です。
入社3年目までならリスクは小さい
それに、入社3年目までならリスクは小さいです。やはり若さは武器になります。
入社3年目だと大体25歳くらいなので、第二新卒層として扱われます。第二新卒は転職市場でも人気の層ですので、会社を辞めても、受け入れてくれる先はたくさんあります。
一方、20代後半になってくると、ポテンシャルだけでは厳しい企業も多く出てきます。リスクも当然上がるので、やっぱり動くなら早い方が良いです。
どの道を選んでもリスクはつきもの
そもそも、リスクなんて考えすぎていたら何も行動できません。なぜなら、いまの会社を辞めないというリスクもあるからです。
会社を辞めることのリスクは、年齢とともに上がっていきます。つまり、会社を辞めないという決断をしても、結局リスクはついてまわるどころか、より大きなリスクになって将来返ってくることもあります。
結局、会社を辞める道、辞めない道を選んでも、小さなリスクは少なからず存在するということです。
大切なことは、大きなリスクを取らないことです。リスクの大きさは年齢が上がるほど大きくなるので、小さなリスクで済ませたいなら、できる限り若いうちに行動することです。
入社3年目で仕事を辞めたらどうするか
入社3年目で仕事を辞めた場合、その後の道はどんなものがあるでしょうか?会社を辞めた場合の道は以下です。
- 転職活動をする
- アルバイトをする
- ニート・フリーターになる
- 海外へ行く
- 独立・起業する
こういった道があります。大半の人は転職活動の道を選びますね。アルバイトやニートになると収入は下がりますし、僕は海外に住んでいましたが、海外生活は大変な面も多いですし、万人にとって現実的ではありません。独立・起業も限られた人だけが選べる道です。安定志向の人はまず厳しいです。
ですので、まずは最も難易度の低い転職活動からスタートしてみて、やってみてしっくりこなければ、そこから別の道を考える方が、失敗する確率は下げられるかなと思います。
入社3年目が良い転職を実現する方法
- おすすめでない方法:転職サイトを使う
- おすすめの方法:転職エージェントを使う
上記の通りです。
転職サイトと転職エージェントは、似ているようで違います。第二新卒層は転職エージェントを使うと、転職の失敗確率を下げられます。その違いを説明しますね。
転職サイトはおすすめではない
転職サイトを使った転職は、第二新卒で転職する場合はお勧めしません。なぜなら、転職サイト経由の転職の場合、相談できる相手がいないからです。
初めての転職の場合、わからないことばかりだと思います。転職サイトの場合、自分で求人を探し、自分で履歴書や職務経歴書を作り、自分で応募し、自分で面接対策をする必要があります。給与交渉もしますし、全部自分でやる必要があります。
これ全部、一人でできるのか、という問題があります。たとえできたとしても、かなり大変ですよ。
あなたの理想は、ただどこかの会社に転職することではなく、いまより良い会社に転職することだと思います。それだと、転職サイトは弱いんですよね。
転職エージェントの方が良い転職がしやすい
おすすめの方法が、転職エージェントを利用することです。
転職エージェントの場合、転職サイトとは違い、担当のコンサルタントが一人もしくは数名つきます。彼ら彼女らが、転職のサポートをしてくれるのが、転職エージェントの特徴です。
転職エージェントを使うと、転職サイトでは全て自分でやる必要のあった、キャリア相談、求人の紹介、選考日程の調整、選考対策、待遇交渉など、転職に関わることを全て代行してやってくれます。
これだけ至れり尽くせりのサービスです。しかも、利用は無料です。
転職エージェントは、紹介した求職者の採用が決まったとき、企業側から年収の30%程度を報酬としてもらえるので、無料のサービスが成り立ちます。ですので、無料だから質が低いということは一切ないので安心して使ってみてくださいね。
転職エージェントの利用はまだ転職をすることを決めていなくても大丈夫
なお、転職エージェントは「まだ転職することを決めていない人」でも利用できます。
僕がこれまで見てきた中だと、大体半分くらいのは、転職をまだ検討している段階の人が利用していました。がっつり転職するためではなく、まずは転職のキャリア相談や、自分が入れそうな求人のチェックのために利用しています。
もし少しでも転職する可能性が今後あるなら、いまはまだ転職しないからといって、登録すらしないことは絶対に避けたほうが良いです。なぜなら、転職エージェントに登録して選択肢を手元に持っておかないと、本当に仕事が辛くなったときに、転職するまでに半年以上かかることも普通にあるからです。登録しておかないと、結果自分の首を絞めることになってしまうんですね。
仕事でストレスが溜まってきたら、転職活動をすることも大変です。実際うつ病になって転職活動自体することができず、休職しないといけなくなる方も毎年一定数います。
それを避けるためにも、自分がどんな企業なら入れそうか、その選択肢だけでも、転職エージェントを通じて手元に持っておくことが非常に重要です。
入社3年目におすすめの転職エージェント
とはいえ、転職エージェントにもたくさん企業があります。その中には質の良いエージェントもあれば、残念ながら良くないエージェントもあります。ですので、僕が実際に使ってよかった転職エージェントをご紹介しておきます。
- dodaエージェントサービス:業界トップクラスの求人数を誇るエージェントです。経歴に自信がなくてもOKです。
若手の転職なら、ここで間違いないです。
dodaは日本でもトップクラスの求人数を誇る転職エージェントです。僕も転職時にはDODAを使いました。使った印象としては求人の質が多く、かつ高めだったことが一番印象的でした。dodaなら労働環境の良い大企業や、働きやすいベンチャー・中小企業など、あなたの望みにあった、あらゆる会社に転職することが狙えます。
なお、転職エージェントの中には経歴が足りていないという理由で、案件紹介を断られてしまう転職エージェントも実は存在します。(僕の知っている限りでは、パソナキャリアなどは断られるケースが多いです)。その点
ある程度経験を積んでくるとオススメの転職エージェントは変わってきますが、入社3年目転職であれば、まずはdodaで情報を仕入れてみることが良いと思います。登録は5〜10分程度あればWeb上からできます。登録後、30分程度の無料キャリアカウンセリングを対面もしくは電話・メールで実施し、そこから求人が定期的に紹介されます。そこまでは必ず済ませておくことが必要です。
ただ転職エージェントの場合、担当してくれるコンサルタントによって質も変わってくるので、使って見てもし良くなければ、《決定版》20代におすすめの転職エージェント6社を転職のプロが挙げるで挙げているエージェントも並行して登録して使ってみましょう。僕は転職するとき、5社ほど登録をして並行して使ってました。使うエージェントが増えればその分選択肢も増えますので、失敗したくなければ5社ほど併用することをおすすめします。
ただし、転職エージェントの場合、担当してくれるコンサルタントによって質も変わります。もし上記2社を使ってみて合わなければ、《決定版》20代におすすめの転職エージェント6社を転職のプロが挙げるで挙げているエージェントも並行して登録して使ってみましょう。
なお、僕は転職するとき、転職エージェント5社ほどは登録をして、並行して使ってました。使うエージェントが増えればその分、自分の選べる選択肢も増えますので、失敗したくなければ5社ほど併用することをおすすめします。
まとめ
述べてきた通り、入社3年目でも会社を辞めたいなら転職してOKです。
どんな道を選ぶにしてもリスクはあります。でも、リスクはちゃんと準備すれば減らせますから、まずはいまやれることをやりましょう。
一番最初にやるべきは、転職エージェントに登録することです。本当に仕事が辛くなったら、転職活動なんてできません。だからこそ、ネットで情報を調べられるいまのうちに、未来の自分や家族のためにも、登録だけは済ませておきましょう。
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