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ベンチャー転職をして後悔する人の特徴をありのまま述べていく

ベンチャー転職 後悔

僕はキャリア支援の仕事をしていますが、ベンチャー転職はいますごく人気でよく相談を受けます。

 

働きやすいオフィス環境、最高の仲間、刺激的な仕事。これらを求めて、特に大手企業から「ベンチャーに転職したい!」と言う人は多く、実際に一定数の人がベンチャーに転職をして実際にそういう生活を実現しています。

 

ただその一方、光の当たっている人たちの裏側には、ベンチャー企業に転職して「失敗したと感じる人」「転職しなければよかったと後悔する人」も存在するんですよね。

 

夢を持ってベンチャーに行ったはずなのに、後悔するなんて矛盾しています。だから今回は、「ベンチャー転職で後悔する人の特徴」を、僕が関わった人の実体験をもとにまとめてみました。あなたがベンチャー転職を考えているなら、一度自分と照らし合わせてよく考えてみてください。

 

ベンチャー転職で後悔する人の特徴

ベンチャーに理想を見過ぎている

「理想と現実のギャップが大きすぎた・・・」

 

僕が聞いている限り、多くのベンチャー転職者にとって一番大きな転職後悔の原因はこれでした。ベンチャー企業って、

 

  • 裁量権がある
  • 圧倒的成長!
  • 最高の仲間と夢を追える!
  • 昇進が早い

 

こういう印象があるかと思います。

 

でも、もちろん全部のベンチャー企業がこれに当てはまるわけじゃないです。裁量権があると言っても実際は社長が全権限を持っているベンチャーは普通にあるし、多くの仕事を任せてもらえるからと入ったら誰でもできる雑務ばかりで全然成長できないベンチャーもあります。

 

実は僕自身も転職をして、ベンチャーではなく某大手企業に入ったんですが、転職を検討し始めた当初は「ベンチャー転職」を希望していたんですよね。ベンチャーを希望していたその当時の僕は、

 

「ベンチャー企業に入れば成長できるんだ・・!」

 

と思ってましたが、まさに理想と現実のギャップに気づいていない状態でした。

 

僕の場合、実際にベンチャー転職に興味が出た段階で転職エージェントに即登録し、その他のつてを使って入りたい企業で働いている人に会いに行きました。

 

で、実際にベンチャーで働いている人に会ったりエージェントの話を聞いてみると、思っていたイメージと実態のギャップがあったんですよね。そこで初めて、「あれ・・俺の考え違うな?」とその時思ったわけです。

 

それからもう一度自分の目指したいことを考え、最終的に僕はベンチャーではなく大手を選びました。その理由は以下の記事にて。

 

僕がベンチャーではなく大手を選んだ4つの理由を、両者の違いと共に挙げていく

 

このように、ベンチャーって華々しいイメージがあります。斬新なオフィスで自由に仕事して、やりたいことも全部やれてみたいな。

 

でも、実際はものすごい業務量があってなかなか自分のやりたいことができなかったり、残業が多いけど給料が少なかったりっていう実態もあるんです。「外から見れば華々しいけど、実際中にいる人はそうでもない」、こういうケース。

 

「成長できて、夢があって、ベンチャーは最高の環境だ!」と思い込んで、事前にたいして調べることもせずベンチャーに転職することは危険じゃないかなと。入社後の「理想と現実のギャップ」が一番辛い。僕はそう思いますし、実際にこの乖離が大きい人ほど後悔しています。

 

大手で活躍していなかった人

大手で活躍していなかった人は、転職先のベンチャーでも苦しむケースが多いです。

 

大手企業には、かつての僕のようにベンチャー転職希望者が結構な割合でいます。大手にいる人ならわかるとおもいますが、大手は分業が徹底されているので、少し仕事をこなせば自分の仕事の範囲は普通にはこなせるようになるんですよ。

 

で、そうするとどうなるか?特に向上心のある人は、「今の仕事で成長してる実感がわかない・・」となり、ベンチャーで充実してる友達をみて、「自分もベンチャーで成長したい」「転職したい」となるんです。僕の周りでは大手メーカーとか金融に多いですね。

 

これは完全に「隣の芝生は青い状態」ですが、そもそも大手で結果を残せていない人は、転職先で結果を出せる可能性は低くなります。ましてや大手より使えるリソースが少ない、信用もネームバリューも少ないベンチャーは、大手以上にハードルが上がります。だから、大手ですら活躍できなかった人は、ベンチャーはなおさら無理ゲーなんです。

 

ベンチャー企業に一社員として入る

ベンチャー企業に一社員として入る場合、後悔する可能性はいろんな面で増えると僕は思っています。

 

まず裁量権。ベンチャー企業は裁量権があるというけど、実際は幹部職以上が裁量権を多く持っているので、末端の平社員は裁量権がないこともあります。

 

次にお金。ベンチャーで平社員だと、多くの場合給料は低いです。特に大手から来ると愕然とするほど低い場合が多いです。

 

そして仕事内容。ベンチャーに行きたい人の中には「将来起業したい」という理由でいく人が一定数いますが、よほど小さい企業でない限り、平社員が経営まで携わることは難しいです。転職なので配属はコントロールしやすいとはいえ、平社員だとできる仕事に限りがあるのも事実です。

 

だから個人的には、ベンチャー企業に転職する場合、できるならある程度のポジションで転職できるよう、転職段階でチャレンジしたり交渉することをおすすめします。その方が転職して自分がやりたいことも実現しやすいし、融通も効きやすくなります。

 

変化が苦手な人

ベンチャー企業はとにかく変化が多いです。

 

ベンチャーは1年前と今では事業体制も組織体制もがらりと変わることも普通です。いきなり既存事業を廃止し、社長や経営陣の独断で新しい事業をスタートすることもあります。

 

そういう変化やスピード感を楽しめず、ストレスに感じてしまうタイプの人は、ベンチャーは精神的にも疲れるんじゃないかと思います。

 

ベンチャー転職で後悔しないために

じゃあベンチャー転職で後悔しないためにするべきことは何でしょうか?僕が考えることは以下です。

 

現職で活躍してから転職する

まずは現職で活躍してから転職することです。

 

特にあなたが大手出身なら、大手でハイプレーヤーになることです。大手でハイプレーヤーなら、ベンチャーでもハイプレーヤーとして活躍しているケースが多いからです。

 

大手はもともとポテンシャルが高い人が多く在籍しているため、大手で活躍していた人は、ベンチャーでも活躍できる資質は十分持っていると僕は思います。「大手でダントツの成績を残し、もうここでやり残したことがないと思える人」は、ベンチャー転職で新しいことにチャレンジして実際に成功していますね。

 

だから、あなたがまだ現職で活躍していないなら、まずは現職で活躍できる人になること。ちゃんとスキルや実績を残した上で転職活動をすれば、必然的に転職後の待遇もよくなるし、活躍の幅も広がります。

 

 

マネージャー以上のクラスで転職する

ベンチャーはマネージャー以上のクラスとして、転職することをおすすめします。

 

前述通り、ベンチャー企業に入っても、平社員であれば裁量権も成長度合いも少ないです。基本的にベンチャー企業の上層部には、大手事業会社や外資系からの転職組がそのままそのポジションに入ることが多いので、平社員で入ると、内部で上に上がっていくことが難しいんですよね。

 

ベンチャー企業で上に上がっていきたいとあなたが思うなら、肝心なのはとにかく最初です。転職時にどこのポジションです入れるか?これが大事になってきます。

 

そのために、できるだけ上のポジションで入れるような転職先で良いところを探したり、自分のスキルを上げていくことが必要になります。

 

転職目的を明確にする

ベンチャー転職をする場合、転職目的を明確にしましょう。

 

特に大手からベンチャーに転職する場合、多くの場合は年収が下がります。残業も多いところが多いですし、実力主義の会社も多いです。そういう中でやっていくためには、明確な転職目的を持たないと僕はしんどいと思います。

 

  • やりたい仕事がある
  • 身に付けたい最先端のスキルがある
  • 時短を実現したい

 

こういう目的をちゃんと明確にすること。これがとにかく大事なんじゃないかと。

 

転職は就職と違って配属をコントロールしやすいため、一つ二つ叶えたいことは十分叶えられます。だからこそ、より一層転職目的は明確にすべきだと僕は思います。

 

 

リサーチを徹底的にする(社員訪問、転職エージェント利用)

「リサーチ不足」。最終的に転職の後悔はここに集約されると僕は思ってます。だからリサーチを徹底的にすることを僕はおすすめします。リサーチさえしっかりできていれば、ベンチャー転職に限らず、どんな転職でも、自分のイメージ通りの転職を実現することはできますよ。

 

リサーチが足りないから、理想と現実のギャップが生まれて苦しむんですよ。リサーチさえできていれば、そもそもギャップなんて生まれないし、嫌なら転職しないという決断をあらかじめできるんですから。

 

効果的なリサーチの方法

僕がおすすめする具体的なリサーチの方法は、入りたい企業ですでに働いている「内部社員」と、「転職エージェント」の2つにコンタクトすることです。

 

内部にいる人の情報は何より確かです。給料も待遇も、残業も仕事内容も、昇進方法も社風も全部内部社員なら知っています。

 

その上で、外部にいる転職エージェントに客観的にその情報を分析してもらい、信ぴょう性をダブルチェックすることで、確度高い転職は実現できますよ。僕は転職するときこの方法を使って希望通りの会社に入ることができましたし、それ以来この方法でをいつも周囲に勧めています。

 

ですから、転職エージェントには必ず登録をしておきましょう。転職をすぐしないにしても、転職エージェントに登録するメリットがありまして、それは、転職エージェントに登録をしておけば、優良ベンチャー企業への転職がしやすくなるからです。

 

転職エージェントに登録をしておくと、あなたの希望に合った求人の募集が始まった時に、声をかけてくれるようになります。優良企業の求人は他の人との取り合いですから、呑気に登録もせずに待っていてもまず入れません。準備をしていなければ、そういった優良企業の求人は回ってこないので必ず登録はしておきましょう。

 

おすすめはdodaです。dodaは業界でも最大手の1社で、転職サポートも手厚いのでおすすめしています。僕も過去に転職をしたときに使いましたが、優良ベンチャーを多数紹介していただきました。登録は無料でできますので、必ず済ませておきましょう。

 

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doda

 

 

ベンチャー転職は戦略的に

ベンチャー転職で後悔する人の特徴や、後悔しないための方法を挙げてきました。

 

最後に述べましたが、やっぱり何より大事なのは「リサーチ」です。ちゃんとリサーチをしておけば、ベンチャー転職で後悔した理由No.1の「理想と現実のギャップ」は防げます。

 

ちゃんとベンチャーの実態を知り、その上でやりたいことがベンチャー企業にあるなら、あなたにとってそのベンチャー企業はすごく良い場所だと思いますよ。ぜひチャレンジしてみてほしいなと思います。

 

繰り返しになりますが、転職エージェントには必ず登録を済ませておきましょう。もしいまの職場に不満やストレスがある場合、一番怖いのはその生活が続いていくと、転職エージェントに登録する気力すらなくなることです。いま登録をしておけば、いざ本当に抜け出したくなった時にスムーズに短期間で転職できるので、未来の自分のためにも、いまのうちに行動を起こしましょう。dodaは以下のボタンから無料で登録可能です。

 

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