本サイトのコンテンツは実際に体験した情報をベースに発信しています。紹介するサービスの中にはPRも含まれます

【プロが答えます】プログラミングスクールを使うと就職・転職できるのか?【事例付き】

プログラミングスクールを使うと本当に就職できるんだろうか?実態に詳しい人の話を聞いてみたい

 

こういった疑問に今回は答えていきます。

 

簡単に僕のことをご紹介すると、現在企業の就職支援などの仕事をしていまして、エンジニアの採用も携わっています。仕事柄、多くのIT企業さんの経営者や人事担当者と話をする場面が多いため、エンジニアの就職情報については他のネットの情報よりも正確な情報が出せると思います。

 

さて、そんな経歴がある僕が今回は、「プログラミングスクールを使うと本当に就職/転職できるのか?」その実態について書いていきますね。

 

今回の記事を通じて得られること

  • 就職支援付きのプログラミングスクールについて
  • プログラミングスクールを卒業すると本当に就職できるか?
  • 就職/転職するなら具体的にどのスクールを使うべきか?

 

これらのことがわかるように、本記事を通じて、これらがわかるようになりますよ。

 

就職支援付きのプログラミングスクールとは?

プログラミングスクール 就職

 

就職支援付きのプログラミングスクールとは、その名の通り、学習から就職まで一貫してサポートしてくれるスクールです。プログラミングスクールには学習機能だけのスクールと、こういった就職支援までサポートしてくれるスクールの2種類があります。

 

就職支援付きのスクールが存在する理由

  • 世の中的に、エンジニアの数が圧倒的に不足しているからです。

 

エンジニアが不足している根拠を解説していきますね。以下の図は2018年3月の転職求人倍率のデータです。簡単に「求人倍率の見方」ですが、2倍とあったら、1人につき2つの求人があるということです。つまり、数値が高ければ高いほど、僕たち仕事を探している人にとっては、たくさんの求人が用意されているということになります。

 

プログラミングスクール 就職

引用:doda 転職求人倍率レポート(2018年3月)

 

さて、この中で「技術系(IT・通信)」というものがエンジニアでして、倍率は8.02倍となっています。この8.02倍というのは、全職種の中でも最も倍率が高い数値でして、全体平均が2.49倍という部分から見ても、エンジニアの求人倍率が突出していることがわかるかと思います。

 

これを企業側の視点で見ると、一人のエンジニア転職希望者を、約8社と取り合いしなければいけないということです(厳密には1社で複数求人を出していることが多いので”約”と付けています)。これは企業側からしたら非常に苦しい状況です。採用にお金をかけても経験者エンジニアが採用できず、悪循環に陥っている企業も実際僕の周囲では多いです。

 

さて、こんな状況ですから、企業も普通に採用活動をしていたら人材確保ができません。そしてここで出た発想こそが、「未経験を育て、エンジニアの卵を採用する」というアプローチなんですね。そしてその環境こそが、就職支援付きのプログラミングスクールなんですね。

 

「経験者が取れないなら、ベースの知識だけは身につけた未経験者を採用し、採用後に自社で教育する」、こういうやり方をしている企業はいますごく増えています。このことが、就職支援付きのプログラミングスクールが存在している理由です。

 

未経験でもプログラミングスクール経由でエンジニア就職/転職できるのか?

プログラミングスクール 就職

 

  • 結論、できます。

 

なぜなら、実際に多くのIT企業がプログラミングスクール出身者を採用しているからです。

 

そのことをイメージできるように、ここでは、僕が実際に担当しているお客さんのうち2つの事例をご紹介しますね。企業規模なんかも書いてしまうので、よりイメージできると思います。

 

実際の事例①:200名規模のIT企業

  • 採用目的:受注量が年々増加し、既存のエンジニアだけでは回らないから
  • 採用課題:経験者エンジニアの採用ができない

 

一社目は200名規模のIT企業さんです。この会社は設立してからすでに数十年が経過していまして、これまで順調に事業を伸ばしてきています。仕事量も年々多くなり、事業としてはいまも順調です。

 

ですがいまは課題を抱えていまして、それが最近になって急激に経験者エンジニアが採用できなくなったということです。これまでは事業を伸ばしてきましたから、エンジニア採用も比較的順調でした。でも昨今のエンジニア不足の煽りを受け、この企業さんも苦しい立場に追い込まれてしまったんですね。

 

具体的に話すと、昨年は10名の経験者を採用する予定でしたが、あまりに採用できず、結局8名の未経験者を代わりに採用しました。そしてその中には、プログラミングスクールでプログラミングを勉強したほぼ初心者の方も存在しました。実際、こういう企業さんにもプログラミングスクール卒業生は就職しています。これが事例①です。

 

実際の事例②:上場を目指している50名規模のITベンチャー

  • 採用目的:上場に向けた売上増大+人員拡充
  • 採用課題:経験者エンジニアの採用ができない

 

2社目はいま乗りに乗っているITベンチャー企業です。この企業は上場を目指していまして、そこに向けた人員増加を目指し、ここ1年近くは経験者エンジニアの採用にコストをかけていました。

 

ですが前述のIT企業さんと同様、この企業さんも経験者エンジニアの採用に苦しみます。その結果、教育のコストはかかってしまいますが、この会社も就職支援付きのプログラミングスクール出身者の採用に至りました

 

このように、プログラミングスクール卒業生でも、IT企業に就職・転職することができます

 

なんでプログラミングスクール経由で就職・転職できるのか?

結論、就職支援付きプログラミングスクール経由の就職先は、もともと未経験者を採用するつもりの企業だからです。

 

つまり、ミスマッチがないんですよね。

 

なお、この事実については、転職エージェントとしてエンジニア転職の仕事をされている方のブログでも、同じことが記載されています。

 

そもそも就職、転職支援付きプログラミングスクールで就職する企業は、もともと未経験者を採用する予定の企業ばかりです。なぜならスクール出身者を採用する目的で、スクールと契約を交わしているからです。

 

ですので、プログラミングスクール経由であれば、実務経験がなくても普通に採用されます。

 

中途の転職の場合、普通の転職サイトだとこうは行きません。転職サイトを利用する企業の中には、エンジニア経験者を採用したいケースもがかなり多いです。ですので、そんな中で実務未経験のあなたが応募しても、書類選考段階で門前払いになることがほとんどです。

 

その点就職支援付きプログラミングスクール経由で入れる企業は、前述通り、もともと実務未経験者を採用するつもりです。ですので、スタート時点から難易度は低めということです。

 

参考就職・転職支援に強いプログラミングスクール5選【現役エンジニアが徹底比較】| プログラミングライフ

 

このように、プログラミングスクール経由であれば、未経験でも就職・転職は実現できるんですよね。

 

転職できるのは今だから

でも一点知っておいて欲しいのは、それは「今だから」ということです。

 

これらの企業は受注量も増加していて、事業を拡大させるためにエンジニアを採用しようとしています。もし景気が悪くなれば人員削減に走るでしょうから、そうすると必然的に減らされるのは「未経験者の採用」です。

 

ですから、未経験からプログラミングスクールを卒業して就職/転職できるのは、あくまで「期間限定」と考えておいたほうが良いと思います。期間限定と考えた上で、今のチャンスを逃さないで欲しいですね。

 

エンジニア就職、転職を検討している人におすすめのプログラミングスクール

プログラミングスクール 就職

 

いずれにしてもいまはエンジニア就職/転職のボーナス時期ですので、エンジニア就職・転職を検討している人はすぐに行動を起こしたほうが後悔せずに済むと思います。

 

そんなエンジニア就職、転職を検討している人におすすめのプログラミングスクールも紹介をしておきますね。

 

エンジニア就職/転職におすすめのスクール

 

この4つで良いと思います。プログラマカレッジとGEEK JOBは就職支援付きのプログラミングスクールでして、両方とも受講料は0円です。ただし、年齢制限があったり、関東在住の人だけなど条件があるので、一度面談依頼をしてみることをおすすめします。それぞれ個別面談やプログラミング無料体験会をやっていますので、そこで自分が受けられそうか聞いてみると良いですよ。

 

TECH::EXPERTはオフラインメインのスクールでして(オンラインも可能)、ここも就職の手伝いまでしてくれます。特徴はエンジニア就職/転職ができなかった場合に全額返金制度があることです。東証一部の企業への内定実績もあり、反面お金のリスクはないので、TECH::EXPERTも外さない選択肢だと思います。

 

最後のTechAcademyは有料のスクールです。TechAcademy自体は就職支援付きのプログラムではありませんが、TechAcademyのプログラミング講座を受けた人は、受講した後に「TechAcademyキャリア」という就職サポートを受けることができます。

 

基本的にプログラマカレッジ、GEEK JOB、TECH::EXPERTは「就職意思があることが受講の前提」でして、受けられる人は限られます。その点、まだエンジニア就職するとは決めていないけど、とりあえずプログラミングをまず学びたい、という方はTechAcademyは縛りもないのでおすすめです。

 

基本的に、就職意思がない人向けの無料スクールは存在していないので、有料スクールから選ぶ必要があります。その点TechAcademyは価格が安く、かつ質が高く初心者向けのスクールなので一番おすすめです。TechAcademyは7日間の無料体験もあるので、TechAcademy公式サイトからどうぞ。パソコンとネット環境さえあれば自宅で一人でお試し可能です。

 

まとめ

プログラミングスクール 就職

 

文中でも書きましたが、いまでこそエンジニア不足が続いていますが、これがずっと続くとは思わないほうが良いと思います。未経験からでもプログラミングスクールを使えば就職/転職ができることがわかったと思いますが、あくまで期間限定です。

 

いまの現状に不満があり、エンジニア就職・転職を検討していなら、すぐにでも行動を起こすべきです。残念ながら世の中はあなたの心境を待ってくれるほど優しくないですから、条件が激甘な今のうちに、まずは第一歩を踏み出してみましょう!

 

各スクールの詳細は公式サイトよりどうぞ

 

おすすめのプログラミングスクール体験談は以下よりどうぞ

 

人気記事本当におすすめのプログラミングスクールを5つ厳選して紹介【徹底比較】

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です