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「手に職をつけたい」という20代女性に”プログラミング”を勧めた話

手に職 20代女性

どうも。ジョーです。僕は現在企業や個人向けのキャリア支援をしており、日々キャリアの悩みを持つ多くの人や企業に対して向き合っています。

 

さて、最近とある20代女性の方が「先の見えない世の中だから、手に職をつけたい」と相談をしにきました。僕、この話を聞いて、ある種の危機感を感じたんですよね。

 

たぶん30年前は、女性の、しかも20代の方が、先の見えない時代を不安がることはなかったでしょう。その頃は経済右肩上がりで、普通に会社員をしていれば、生活の保障がありましたから。

 

でも、今の時代は違います。そして、そのことに気づいている人は多いにもかかわらず、実際にこの20代女性のように、行動を起こそうとしている人の数はまだまだ少ないと感じたからです。

 

結構真面目な話、この先10年後のためにいま何も行動を起こそうとしていない人は、手遅れになるのではと個人的に思っています。今の時代って、それほど転換期だと思っています。

 

で、そんな「手に職」をつけたい彼女におすすめしたことは「プログラミングを学ぶこと」です。その詳細を今回は話します。

 

手に職はそもそも必要か?

彼女は「先の見えない世の中だから、手に職をつけたい」と言いましたが、そもそも手に職って必要なのでしょうか?個人的な意見は、「手に職はあると良いけど、絶対的な保障にはならないよ?」です。

 

手に職って、言い方を変えれば「専門性」です。専門性はそれが希少かつ需要があればあるほど価値が高まります。そのため、まずは「その専門性が希少性があるか」、次に「その需要が今後も続いていくものか」を検討する必要があります。

 

もしその双方を満たす職なら、それは中期的に見て保障になるでしょう。でも、もし希少性や需要の片一方が崩れてしまうと、その保障機能自体がなくなってしまうよ?ということです。

 

なので、一概に「この仕事は希少性があるから身につけよう」とか「この仕事は需要があるから身につけよう」という狭い視点では、足元をすくわれる可能性があります。

 

手に職を身につけるなら、その仕事の「希少性 x 需要を、中長期的なスパンで検討する必要がある」ということです。この視点が極めて重要だと個人的に思っています。どれか一つでも視点が抜け落ちていると、せっかく時間かけて手に職を身に付けても、結局何の役にも立たなかったってこと、普通に起こり得ることですからね。

 

手に職をつけるならプログラミング

で、今回彼女に手に職としてプログラミングを勧めた理由は、希少性 x 需要の双方を、プログラミングスキルは中期的に満たせるからと考えているからです。

 

その一つの理由は、エンジニアの数が足りていないことと、これから先も足りないと予想されている事実です。つまり、供給は足りていません。

 

その一方、現在はIT企業はもちろんのこと、メーカーや金融、不動産などでもIT化の動きは加速しているため、プログラミングスキルを持つ人の需要はうなぎ上りです。つまり、需要は高まっています。

 

よって、プログラミングは需要と供給のバランスが崩れていて、エンジニアを目指す側の人が有利な状況になっています。ですから、プログラミングスキルは、今後も必要とされる手に職だと考えています。

 

さらにいうと、プログラミングって習得する期間が短い上に得られる収入が大きいので、費用対効果が抜群に良いんですよね。手に職といえば、例えば建築士とかもありますが、10年かけても収入は全然高くありません。サラリーマンの平均年収に届かないこともしばしば。

 

一方、プログラミングなら、たったの数ヶ月で基本を叩き込み、実務を1,2年戦略的に積めば、以下の記事の通り、数年後にはサラリーマンの平均年収を軽く越すこともできます。かける時間と、そこから得られるもののギャップがとにかく大きいということです。

 

僕は究極のめんどくさがり屋であり、できるだけ少ない労力で、大きな成果を得たいと思うタイプの人です。こういう僕からでも魅力的に映るのが、プログラミングなのです。

 

関連記事【初心者向け】プログラミング習得期間について解説します【最短の手順付き】

 

手に職をつけたい20代女性にしたもう一つのアドバイス

で、実は僕は彼女にもう一つアドバイスをしました。それは、収入源を複数作ることです。

 

そもそも、手に職をつけたからといって、一生安泰なことなど決してありません。技術進歩により、その仕事自体がなくなってしまう可能性も否定できませんからね。

 

すごーくシンプルな原理原則のため覚えておいてほしいのですが、リスクに対して最も有効なヘッジは「分散」です。投資でも、分散投資っていいますよね?あれと一緒のことを、あらゆる場面で応用すれば良いだけの話です。

 

手に職って、一つの武器を最大化することと同義ですが、そもそもその武器が役立たずになることも長期的に見れば否定できない。それなら、その武器が役立たずになってしまっても、他の武器を複数持っておいて補えば良い、という理論です。

 

もちろん、優先順位としては、一つの武器をまず作ることが大事。なので、まずはプログラミングのスキルをしっかりと短期間で習得することが最初にやるべきことです。

 

その上で、そちらがある程度軌道に乗ったら、今度は違う武器を作っていき、複数の収入源を持ってリスクヘッジをすることが重要だよと話しました。彼女は、どうやら将来に向けての道筋が見えてきたようです。

 

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結論:プログラミングファースト。収入源多角化セカンド

今回相談をいただいた20代女性の彼女のように、先の見えない将来が不安で、なんとか安定を掴むため、手に職を身に付けたいと思う方は多いんでしょう。でも、彼女のように、実際に行動を起こそうとしている人は少ないと思います。

 

そのような中で、実際に行動を起こそうとしたこの彼女は、きっとこれからプログラミングのスキルを身に付け、収入源を多角化させ、先の見えない時代でも生きていくことができるでしょう。

 

もし同様の悩みを抱えている方がいたらこう言いたい。「プログラミングファースト、収入源多角化セカンド」。今ならTechAcademy [テックアカデミー]などのプログラミングスクールを使えば、たったの数ヶ月でプログラミングスキルを習得できます。

 

10年後、20年後に、「あのとき行動していれば・・」と後悔することだけは避けたいですね。先の見えない人生ではあるけれど、それでも人生は一度きり。先が見えないなら見えないなりに、この20代女性の彼女のように、行動を起こしていくことが必要なのではないでしょうか。

 

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