どうも。ジョーです。
僕はキャリア支援をしている傍ら、ブログなどのメディアを複数運営しています。このJOE OFFICIAL BLOGはまだ開設まもないですが、僕自身のブログ歴自体は2年を超えていて、生活するに困らない程度の収入はブログから得ることができています。
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さて、ブログを書いている人なら一度は考えたことがあるであろう「ブログ飯」について。ブログを軸として、”ブログだけ”で生活して、食べていくことは可能なのか。それについて僕の実体験を交えながら考察をしていきます。
個人的な感覚ではだいたい月30万円くらい稼げれば、税金が引かれても一人で生きていけるくらいなので、今回はブログで月30万円以上を稼いで生活することをブログ飯と定義します。
Contents
ブログ飯は可能か?
結論から言うと可能です。なぜなら、実際にブログだけで生活している人がいるからです。
ブログって、辛抱強い人であれば案外簡単に収入が作れてしまうんですよね。特別な才能がない僕自身でさえも、2年以上経過した今では、生活するに困らないだけの収入がブログから入ってきています。なので、正しい方法を身につけてやれば、誰でもブログ飯は目指せます。
方法論の話になりますが、ブログで月30万円を目指すなら、一般的には月50万〜100万PVくらい必要とされています。換算すると、1PV=0.3〜0.6円くらいです。
そして、個人的には、正しい方法で戦略的にやれば、1PV=2円くらいは誰でも到達可能だと思っています。なぜなら、僕が大体1PV=2〜4円で推移しているからです。さっきの理論と同じ。実際にやっている人がいるから、他の人にもできるのです。
なので、たとえ10万PVでも、月30万円は到達可能です。中には1PV=10円という化け物の方も僕の周囲にはいますので、極論、3万PVでも月30万円稼ぐことができます。
結論として、今のところブログ飯は可能。とはいえ、ブログだけで生活していくことには見過ごしてはならない大きなリスクがあるというのが、個人的な見解です。
ブログ飯の4つのリスク
高頻度・高品質更新の難しさ
ブログを高頻度、高品質で更新し続けることは大変です。
ブログの記事の質は、作者の人生体験の総量、幅、深さと比例するというのが僕の考えですが、ブログ記事を書くということは、自分の人生経験の引き出しを一つずつ開けているということ。そして、この引き出しの数は、記事を書けば書くほど減っていくということです。
ブログ飯でこの先ずっと生きていくなら、当然ブログを書き続ける必要があります。それも、3年、5年、10年と。そのためには、常に新しい環境に身を置き、新たな発見や知見を引き出しとし、それを読者に価値として発信し続ける必要があります。
1年くらいの短期間なら良いです。でも、果たしてこれを3年、5年、10年と、長期間続けられるのか?常に新鮮で新たな気づきを与えてくれる一部のブロガーはできると思いますが、個人的な意見では、大抵のブロガーにはこれはできないです。
Google依存のリスク
ブログ飯ができるか鍵を握っている存在は、紛れもなくGoogleです。
ブログ飯の大半の収益は、検索エンジンからの流入者(読者)から生み出されます。そのため、ブロガーの仕事といえば、検索エンジンに上位表示される記事を書き、読者を集めることになります。そして、検索エンジンの仕組みを作っている存在こそ、Googleです。
つまり、ブログ飯はGoogle次第であり、言い方を変えれば、ブログ飯はGoogle依存であるということ。Googleが上位表示をしてくれれば収益は増える一方、Googleに見放されてしまった場合、ブログ飯をするための収入は一瞬でなくなります。
「ブログは一度築けば不労所得だ」と主張するブロガーは多いですが、僕から言わせると「ブログは一度築けば不労所得だ。あくまで一時的だけど」です。そのことに気づいていないのか。見て見ぬフリをしているのかはわかりませんが、そういうことです。
僕が一度たりともブログ飯で生きていこうと思わなかった理由はこれです。正直、怖いです。
精神的なリスク
僕はブログ一本で生きたことはないのでわかりませんが、ブログだけで生きていくことって、精神的にも結構きついと個人的に思ってます。
挙げてきた通り、ブログは高頻度・高品質の記事執筆が求められますし、どんなに良い記事を量産したとしても、そもそもGoogleの気分次第で表示順も収入も上下します。時には一夜にして順位が落ち、圏外に飛ばされる可能性もあります。ブログ飯で生きている人であれば、精神的にはかなりきついでしょう。
加えて、ブログだけで生きていくことは、自分の周囲の家族、友人から同意を得ずらいものでもあります。つまり、本格的にブログ飯をするなら、たとえ周囲の同意や後押しがなくても、独りでその道で生きて行く強い決心と行動が求められると思います。まさにいばらの道。
マーケットの変化
そもそも、ブログという媒体自体が、10年先も使われているかわかりません。昨今の動きを見ると、ブログという文字を中心にした媒体よりは、Youtubeのような動画やイメージを使った媒体の方が、今後は主流になりそうです。
個人的な意見ですが、これからはメディアの世界においても、国境がどんどん取り除かれていくと思っています。
インスタグラムが世界中で使われているのは、世界共通でない文字の代わりに、世界共通のイメージや映像をコンテンツにしていることが大きなヒットの要因だと思っています。
もしこの仮説があたり、これからのメディアは文字ではなく、イメージや動画といったものが主流になる場合、そもそもブログ自体のあり方が変わるかもしれません。
もし本当にそうなった時、ブログ飯をしている人は一体何人いるのか。。。少なくとも、今より減っていることは間違いないでしょう。
ブログは複業やマーケティングとしての位置付けが良い
このように、ブログは不確定要素かつ不安要素がありすぎるため、僕はブログ飯をしようとは全く思いません。ですが、ブログ自体のツールとしての有用性は高く評価しています。
自分が打ち込んでいるライフワークがあり、それを周囲に広める、自分や自分のやっていることを認知してもらうためのツールとしては、ブログは短期〜中期的には有効であり続けると思ってます。
情報を発信し、理解や賛同を得て、時には誰かの人生に良いきっかけを与えられるブログは、僕はすごく好きです。なので、そういう素晴らしい面に加えて、収入も定期的に入ってくるブログは、複業やマーケティングとしての位置付けが一番良いと思ってます。あくまで別のところに主軸があり、その補完的な立場という感じが、一番しっくりきますね。
まとめ
ブログ飯は可能。それは実際にブログ飯をしている人がいるから。
それでも、ブログ飯だけで生きて行くことは大きなリスクがあるので、個人的にはブログは複業やマーケティングのツールとして、もしくはあくまで副業の立ち位置として、使うことをおすすめします。