入社して半年で仕事を辞めるのって大丈夫なのかな・・・。いまの仕事が入社前にイメージしていたのと全然違くて。新卒1年目のうちに会社を辞めても良いのか知りたい
今回はこういった疑問に答えていきます。結論としては、入社半年でも仕事を辞めたい新入社員は辞めてOKです。理由は本記事で解説します。
簡単にこれを書いている僕のことをご紹介すると、新卒で大手に入社。その後20代後半で転職し、現在は就職・転職支援の仕事をしながら、個人でブログ・サイト運営をして生計を立てています。就職・転職の支援をしていますから、転職を考える人と話したり、採用をする企業側とも日々話をしています。新卒で仕事を辞めたいと思っている人の支援もしています。
このように、就職・転職支援をしている側の立場と、自身も転職経験があることから、本記事の信頼性は高いかなと思っています。
本記事を通じてわかること
- 新入社員でも転職して問題ないのか?
- どんな企業に入れるのか?
- どうやって転職すれば良い会社に入れるのか?
これらのことが、本記事を通じてわかるようになりますよ。仕事が合わなくてストレスを抱えているかと思いますが、5分だけ時間をとって、読み進めてください。今後やるべきことがわかりますから。
Contents
入社半年の新卒で会社を辞めてもどうにかなる
いろいろ悩んでこの記事にたどり着いたかと思いますが、入社1年目で仕事を辞めてもどうにかなります。
大体ネットの情報を見ても、「新卒で仕事を辞めたら人生詰む」とか「入社3年は働いた方が良い」と意見があるので、新卒では辞めない方がいいのかなーと感じて打ちひしがれているかなと思います。確かに一部は正論ではあるんですが、実際のところ多くの人はどうにかなってますよ。
唯一リスクがあるとすれば、大企業出身の新入社員くらいですね。総合商社などの転職で入りづらい企業に新卒で入った場合、そういった会社を辞めることはリスクがあります。総合商社は基本、辞めたら戻れないからですね。
でもこれは裏を返せば、大企業出身じゃない新卒は特に大きなリスクはありませんよ。いまの会社の代わりはいくらだってあります。だから結論、辞めてもなんとかなることがほとんどです。
辞めるリスクはあります
もちろん、新卒で転職をすることの小さなリスクはあります。でも所詮小さなリスクで、取り返しのつかないような大きなリスクじゃないので安心してください。
小さなリスクでいうと、実際、会社入って半年で仕事を辞めた人を採用したくないと思う企業もあります。でもそれも一部の企業、一部の担当者の意見です。逆に、若手を採用したい企業は星の数ほどあります。入社してすぐに辞めたあなたを採用したいと思う企業はたくさんあります。
若いならリスクは小さいです
それに、若いならリスクも小さいです。よく勘違いされているのは、入社半年で仕事を辞めるより、入社1年、2年経った後に仕事を辞めた方が良いんじゃないかということですね。これ、はっきりいって間違いですので覚えておいてください。なぜなら、入社1年目で転職した場合と、入社2年、3年目で転職した場合では、転職先では同じ待遇として扱われることがほとんどだからです。
結局役職もついてないような若手で転職をする場合、転職したらリセットされるわけです。それならできるだけ早いうちに転職し、新しい職場で頑張った方が、結果報われる時期は早いですよ。変に「とりあえず3年」という言葉に惑わされて、3年間働いて役職も上がらず、その状態で転職したら3年分リセットです。どっちが理にかなっているか、一目瞭然かなと思います。
もちろん、これは待遇の話ですので、いまの会社で3年間学べることがあれば話は別です。新卒半年で転職をするより今の会社で学べることが多いなら、3年しっかり働いて、身になるスキルを身につけて転職しましょう。でも、いまの会社で学べることがないと思うなら、一刻も早く会社を辞めた方が良いですよ。
どの道を選んでもリスクはあるもの
そもそもリスクなんて考えすぎても仕方ない部分もあります。なぜなら、いまの会社を続けることもリスクがあるかもしれないからです。
先ほど書いた通り、年月を重ねるほど年齢は必ず上がりますから、そういう意味ではいまの会社にいることもリスクです。多くの人は変化しないことのリスクを見ていませんが、変化しないことも大きなリスクを生んでいるということです。
結局、どっちの道を選んでも、小さなリスクは少なからず存在するものです。大きなリスクは取らない方がいいですが、小さなリスクに怯えていたら、何も行動できずにその結果、年齢を重ねて選択肢が狭まるという大きなリスクも生まれるわけです。
これまで就職・転職支援をしてきた立場としては、新入社員の転職なら、大きなリスクはほとんどありません。唯一大きめのリスクは大企業レールから外れる可能性があるということですが、世の中の90%以上の会社は中小企業ですから、ほとんどの人はリスクはありません。残りの10%以下の大企業出身者であっても、同じような大企業に転職すればほぼリスクはないです。
新卒で会社を辞めたら次はどうするか?
では、新卒で会社を辞めた場合、今後の道はどんなものがあるでしょうか?
- 転職活動をする
- アルバイトをする
- ニートになる
- 海外に行く
- 独立・起業する
僕が見てきた中では、こういった道に進む人がほとんどですね。僕が新卒で入った会社を辞めたときは転職活動をしました。大体転職活動をする人が多いですね。ほかの道もあるので好きな道を選べばいいですが、転職以外の道はやっぱり難易度は高めです。アルバイトやニートは収入は下がりますし、僕は海外駐在も経験しましたが、海外に住むことは思っている以上に大変です。
ですので、まずは一番難易度が低い転職活動をしてみて、しっくりこなければ他の道を模索する方が、失敗確率は避けられるかなと思います。
新卒が条件の良い企業に転職をする方法
自身の転職経験と、現在就職・転職支援をしている立場から、新卒であれば、以下の方法で転職することが良いと思います。
- おすすめでない方法:転職サイト
- おすすめの方法 :転職エージェント
それぞれ理由を解説しますね。
おすすめでない方法:転職サイト
まずはおすすめでない方法から。転職サイトを使った転職は、特に新卒で転職する場合はお勧めしません。なぜかというと、転職サイトを使った転職の場合、入社前のイメージと現実のギャップがまた起きてしまう可能性があるからです。
新卒の場合、大体リクナビかマイナビを通じて良さそうな求人を探し、自分で応募をしたかと思います。転職サイトを使った転職活動の場合、これと同じことをまたしないといけません。
新卒で会社をやめたいと思うのは、大体イメージと現実のギャップから生まれます。同じことを繰り返したらそれこそ転職貧乏になってしまいますから、この方法はできるだけ避けた方が失敗確率は下げられます。
おすすめの方法:転職エージェント
そしておすすめの方法が、転職エージェントを利用することです。これは転職ならではのサービスです。
転職エージェントがどういうものか簡単に説明すると、あなたと企業の間に転職エージェント(コンサルタント)の人が入り、おすすめの求人を紹介してくれるサービスです。転職サイトとの違いを可視化すると、以下のようなイメージです。
- 転職エージェント:あなた ⇄ 転職エージェント(人) ⇄ 企業
- 転職サイト :あなた ⇄ 転職サイト(Web) ⇄ 企業
転職エージェントの場合、企業との間に「人」が入ることが大きな特徴ですね。転職エージェントを使うと専属のコンサルタントがつき、キャリア相談、求人の紹介、選考日程の調整、選考対策、待遇交渉など、転職に関わること全てを代行してくれます。
しかも、これだけ至れり尽くせりのサービスをしてくれながらも、利用は無料です。転職エージェントは紹介した求職者の採用が決まったら企業側から年収の30%程度を報酬としてもらえるので、このような無料サービスが成り立ちます。無料だから質が低いということは一切ないので安心して使ってください。
まだ転職することを決めていない状態でも大丈夫
なお、転職エージェントはまだ転職することを決めていない人でも利用OKです。僕の見てきた中だと、大体半数くらいは転職をまだ検討している段階の人が利用していましたので、半分近くの人は、キャリアカウンセリングや自分が入れそうな求人のチェックで利用しています。
なお、少しでも転職の可能性があるなら、まだ転職しないからといって、登録すらしないことは絶対に避けたほうが良いです。なぜなら、転職エージェントに登録して選択肢を手元に持っておかないと、本当に仕事が辛くなったときに、転職するまでに半年以上かかることが普通にあるからです。登録しておかないと、結果自分の首を絞めることになってしまうんですね。
仕事でストレスが溜まってきたら転職活動をすることも大変です。実際うつ病になって転職活動自体することができずに休職する新入社員もかわいそうですが毎年一定数います。すぐに行動できるよう、自分がどんな企業なら入れそうか、その手札だけでも、転職エージェントとのキャリアカウンセリングを通じて持っておくことが非常に重要ですので、登録は必ずしておきましょう。
新卒転職におすすめの転職エージェント
とはいえ、転職エージェントにもたくさん企業があります。中には良いエージェントもあればよくないエージェントもあるので、良いエージェントを使うことが重要です。ですので、僕がおすすめの転職エージェントをご紹介しておきます。
- UZUZ:新卒や20代に特に強い転職エージェント。新卒で会社をすぐ辞める場合の支援に最も強いのはここ
若手の転職なら、ここで間違いないです。
なお、転職エージェントの中には経歴が足りていないという理由で、案件紹介を断られてしまう転職エージェントも実は存在します。(僕の知っている限りでは、パソナキャリアなどは断られるケースが多いです)。
その点UZUZは第二新卒の利用者が多く、案件紹介のハードルが低めなので、その点でも気兼ねなく使いやすいと思います。他の転職エージェントと比較してサポートも充実しているので、新卒のあなたにはぴったりかなと思います。
ある程度経験を積んでくるとオススメの転職エージェントは変わってきますが、新卒転職であれば、まずはUZUZで情報を仕入れてみることが良いと思います。登録は5〜10分程度あればWeb上からできます。登録後、30分程度の無料キャリアカウンセリングを対面もしくは電話・メールで実施し、そこから求人が定期的に紹介されます。そこまでは必ず済ませておくことが必要です。
ただ転職エージェントの場合、担当してくれるコンサルタントによって質も変わってくるので、使って見てもし良くなければ、《決定版》20代におすすめの転職エージェント6社を転職のプロが挙げるで挙げているエージェントも並行して登録して使ってみましょう。
僕は転職するとき、5社ほど登録をして並行して使ってました。使うエージェントが増えればその分選択肢も増えますので、失敗したくなければ5社ほど併用することをおすすめします。
転職エージェント以上に、親身なキャリア相談をしたい場合はこちら
前述通り、転職エージェントは良いサービスなのですが、唯一デメリットなのは、担当してくれるコンサルタントによって質が変わること。
転職エージェントはあなたが実際に転職した時点で、決定年収の「約30%」が報酬として入ります。つまり、あなたが転職するまでは彼らの利益はゼロなので、中には「転職させること」がゴールになっている方もいるんですよね…。
だからこそ、本当は「転職」と「キャリア相談」が明確に分けれているサービスが、あなたのような利用者にとって良いと思っていたのですが、最近はそのようなニーズを満たすサービスが生まれました。
それこそ、求人を紹介しない転職サポートのポジウィルキャリア
今回こそ良い会社に入り、苦しい辛い思いをしたくない場合、ポジウィルキャリア
前述したUZUZにも良いコンサルタントは多くいるため、まずはそちらの利用でも良いです。ですが、転職エージェントのビジネスモデル上、キャリア相談に特化しているポジウィルキャリアの方が、満足行く転職のきっかけを掴みやすいこともまた事実です。
ポジウィルキャリアは、実際にサービス利用する場合は有料となりますが、キャリア相談は完全無料でできます。
相談するだけでも、心はスッと軽くなるはずですので、まずは気軽に無料相談に参加してみることをおすすめします。公式サイトからカンタン60秒で無料予約できます。
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入社半年の新入社員でも会社は辞めていい
今の時代、一つの会社で定年まで働くことは稀です。転職なんて当たり前の時代ですし、最近は人手不足で、大企業でも第二新卒として若手を採用するケースも増えていますから、そういう意味でも追い風です。
結局悩んでいても人生は変わりませんし、不満を感じている以上、残念ながらいまの延長線上に理想の未来はないと思います。理想の未来は、自分自身で手繰り寄せることによってのみ、掴むことができます。後悔しないよう、まずは行動を起こしましょう。
まずは無料登録を済ませましょう