プログラミングをこれから学んでみようと決めたんだけど、初心者は何から始めればいいんだろう?具体的な手順を知りたい
今回はこんな疑問に答えていきます。
今回の記事を通じてわかること
- プログラミングを勉強する具体的な手順
- プログラミングのおすすめ言語(用途別)
- プログラミングを最短で習得するためにベストな方法
この3つが本記事を通じてわかるようになります。
プログラミングの始め方をネットで検索すると、なんだかやることがごちゃごちゃ書いてあって、結局何から始めたらいいのかわからないことも多いかと思います。少なくとも初心者のころの僕はそうでしたので、今回はプログラミング初心者は何から始めたらいいか、初心者の方でもわかりやすく、丁寧に、そしてシンプルに解説していきますね。
これを書いている僕のことを簡単にご紹介すると、もともとHTMLやCSSすらわからないほどのプログラミング初心者でしたが、今回ご紹介する方法を使ったことでスキルを身につけることができました。いまは培ったスキルを活かして副業でWebサイトを作ったり運営をして、月に数十万円の収益を毎月得られるようになっています。そんな経歴です。もともと完全未経験という立場ですので、あなたと近い視点で解説できると思います。
Contents
プログラミング初心者は何から始めたらいい?
プログラミング初心者がやるべきことはシンプルでして、次の3つのステップだけです。
プログラミングを身につける3つの手順
- プログラミングを勉強する目的を考える
- どの言語を勉強するか決める
- プログラミングスクールに通う(NG:独学)
この3つだけです。それぞれ解説していきますね。
ステップ1. プログラミングを勉強する目的を考える
まずはプログラミングを勉強する目的を考えることが最初のステップです。
なんで目的を最初に決めておくべきかと言うと、はっきりした目的があると勉強を継続しやすいからです。
プログラミング学習の初期段階は、初心者にとってはわからないことばかりです。特に学習をスタートしたばかりのころは挫折しやすい時期です。このとき、「なんでこんなに大変なのに自分はプログラミングをやってるんだろう?」と疑問に思ってしまうと、途中で学習をやめてしまうケースも多いんですよね。
逆にいえば、「自分は◯◯を実現したいからプログラミングを学ぶんだ!」という明確な目的さえあれば、プログラミング学習で挫折することは少なくなります。
ですから、プログラミングを勉強する目的は最初に考えておくと良いですよ。目的を決めておけば、最初の難関である「継続すること」ができるようになるからです。
プログラミングを学びたい目的の例
・収入を上げたい
・サービスを自分で作ってみたい
・プログラミングスキルで独立したい
・リモートワークなど自由な働き方がしたい
・手に職を身に付けたい
プログラミングを学びたい目的は人によっていろいろあると思いますが、上記のようなものでOKです。自分はなんでプログラミングを学びたいと思ったか、その原点を一度振り返ってみてくださいね。
ステップ2. 勉強する言語を決める
次に、実際に勉強するプログラミング言語を決めましょう。
プログラミングの言語選びというのは、初心者が悩むポイントだと思います。結論としては、自分が何を実現したいかで言語を選ぶと良いです。先ほどのステップ1でプログラミングを勉強する目的を決めたと思いますが、その内容に沿ってベストな言語を選ぶと良いですよ。
今回は4つの目的別におすすめ言語を選びました。以下のような目的に対しては、言語はそれぞれ以下の選び方でOKです。
- Web系のサービスを作りたいなら「PHP」「Ruby」
- 将来性あり、高収入を実現したいなら「Python」
- リモートワークなど自由な働き方をしたいなら「PHP」「Ruby」
- 案件が豊富で仕事に困らないスキルをつけたいなら「Java」「PHP」
基本的にはこの選び方で良いと思います。それぞれ理由を簡単に解説していきますね。
Web系のサービスを作りたいなら「PHP」「Ruby」
Web系のサービスを作りたいなら「PHP」「Ruby」ですね。PHPもRubyも両方ともWeb系の言語でして、WebサービスやWebサイトを作るのに最適な言語です。
初心者でも易しめの言語で、Web系のスタートアップでもかなり使われているので、スタートアップやベンチャーにエンジニア就職したいなら需要も高いのでおすすめですよ。
また、自分でWebサービスやサイトを作りたい人にもこの2つはおすすめです。僕は自分でWebサイトやサービスを作ってみたいと思っていたので、最初はRubyを勉強しました。
関連記事【Ruby】プログラミング初心者が学ぶならおすすめの言語?【解説します】
将来性あり、高収入を実現したいなら「Python」
将来性や高収入なら「Python」です。
Pythonは機械学習、人工知能などの分野でよく使われる言語です。機械学習の分野はこれから右肩上がりの市場でして、Pythonもさらなる活用が期待されているので、現時点でもすでに待遇は良く、今後はさらに良くなると思います。ですからPythonは将来性+高収入という観点だとイチオシですね。
リモートワークなど自由な働き方をしたいなら「PHP」「Ruby」
リモートワークなど自由な働き方をしたいなら「PHP」「Ruby」です。
百聞は一見にしかず、リモートワーク案件が多いCODEALというサービスの求人をみてみましょう。CODEALは本業を続けながら副業として参画できる求人のみを扱っているエージェントサービスでして、以下の図のように、プログラミング言語ごとに案件を検索することができます。
週1日、週2日などいろいろありますが、完全リモート(週0日出勤)案件を見ると、PHPとRubyが案件として多いです。Rubyは以下のように、5ページ分の求人数があります。
一方、人気言語の「Java」は少ないです。Rubyの半分以下ですね。
このように、実際にCODEAL などでリモートワーク案件を自分で見てみると、よりイメージがつくと思います。CODEALにはリモートワーク案件はたくさんあるので、もしそういった働き方に興味がある人はCODEAL に登録だけは済ませておくと良いですよ。
案件が豊富で仕事に困らないスキルをつけたいなら「Java」「PHP」
最後に案件が豊富な言語ということですが、「Java」「PHP」でOKです。なぜなら、JavaとPHPを使った開発案件が割合として一番多いからです。
その根拠ですが、レバテックフリーランスが行ったフリーランスエンジニア市場の動向レポートでわかります。このレポートによると、フリーランスエンジニア向けの開発案件で最も使われている言語は、1位がJava、2位がPHPとなっています。以下の図ですね。
このように、JavaとPHPだけで全体の約50%を占めています。つまり、JavaとPHPのスキルを持っておけば、世の中にたくさん仕事があるということです。
将来的に食べることに困らない手に職をつけておきたいなら、JavaやPHPのような需要の多い言語を選んでおくことが合理的ですね。
関連記事【結論です】Javaは難しいと言われているけど実際どうなの?【初心者向け】
【朗報です】プログラミング言語は2つ目以降は習得のハードルが下がります
どの言語を選べば良いか述べてきましたが、迷っている人に朗報です。それは、プログラミングは一つの言語を最初に習得してしまえさえすれば、そこから2つ目の言語を習得することは難しくないということです。
プログラミングは初めて勉強するときは、本当に未知のものに触れるような感覚です。勉強するごとにわからないことが吹き出してくるような感じですね。
でも、一度どれかの言語を習得してしまいさえすれば、次の言語は比較的簡単に習得可能です。ですから、最初にどの言語を学ぶかについては、そこまで過剰に神経質にならなくても良いと個人的には思います。
基本的には今日ご紹介した内容に沿って言語を選べば間違いないと思います。一応、【これで決定です】おすすめのプログラミング言語を、IT就職のプロが語るの記事でもそれぞれの言語について深掘ってお話しをしているので、迷っている方はこちらも読んでから決めてみてくださいね。
ステップ3. プログラミングスクールに通う
そして3つ目のステップは、プログラミングスクールに通うことです。プログラミングスクールを受講し、プログラミングスクールのカリキュラムに沿って勉強していきましょう。
そうすれば、おめでとうございます。晴れて最短1ヶ月後にはスキル習得です。
さて、ざっとここまでの手順を振り返ります。
プログラミングを身につける3つの手順
- プログラミングを勉強する目的を考える
- どの言語を勉強するか決める
- プログラミングスクールに通う(NG:独学)
手順は述べてきたとおりこの3つだけです。シンプルですね。「初心者で何から始めたらいいかわからない・・」という感じなら、この通りの手順でやっていけばOKですよ。
独学ではなくプログラミングスクールに通うべき理由
さて、ステップ3は、人によっては「独学」を選ぶ人も一定数います。ですが、独学はあまりおすすめをしていません。 その理由は次の3つからです。
1. プログラミングスクールの方が圧倒的に早くスキル習得できるから
まず一つ目は、独学よりもプログラミングスクールの方が、圧倒的に早くスキル習得ができるからです。
具体的に期間で説明すると、
プログラミング習得の期間(目安)
- スクールの場合:最短1ヶ月。長くても3ヶ月〜半年くらい
- 独学の場合 :最短でも3ヶ月。長い人だと1年近く
僕の周囲の人を見ていると、だいたいこれくらいの期間の差がついています。もちろん、人によっては独学でも1ヶ月でかなり理解できる人もいますが、それは少数です。
基本的な考え方としては、独学の方が圧倒的に学習時間はかかると認識しておいた方が良いです。特にプログラミングは、学習の初期段階がなかなか前に進みません。わからないことばかりなので、時間を無駄に消費してしまいがちなんですね。
ですから、一番時間を消費しがちな最初の時期こそ、スクールでプロのサポートを受けながら勉強した方が絶対に良いですよ。スクールを活用することで、あなたの時間を無駄に消費することなく、最短でプログラミングスキルを身につけることができますから。時間が豊富にある学生ならまだしも、社会人はスクール一択だと思いますし、実際社会人はスクールを選んでいる人の方が圧倒的に多い印象です。スクールの方が選択として無難ですね。
2. 独学は挫折する人がほとんどだから
二つ目は、独学だと途中で挫折してしまう人がほとんどだからです。
プログラミングを独学で身につけるのは時間がかかります。その過程ではわからない壁にぶつかることがとにかく多く、途中で挫折してしまう人が後を絶ちません。実際、プログラミングを独学で勉強した人の約90%は挫折しているとまで言われています。それほど独学のハードルは高いんですね。
実は僕自身も、プログラミングの独学で挫折を経験しています。それでも、スクールに通ってプロのサポートを受けながら学習を再スタートしたことで、そこからは挫折をすることもなく、冒頭の通り、ちゃんとスキルを身につけることができました。
プログラミングに限った話ではありませんが、物事の一番の上達のコツは、既にそれをやっている人に教わることです。プログラミングの場合、それはプログラミングスクールですので、スクールは使った方が早く習得できますよ。
3. スクールは費用はかかるけど、かけた費用はすぐに元が取れるから
3つ目は、スクールは費用はかかるけど、かけた費用はすぐに元が取れるからです。
独学とスクールで悩む人の話を聞くと、大抵の原因は「お金」です。独学だとお金は最大でも数万円程度で済みますが、プログラミングスクールを受講しようとすると、だいたい10〜20万円ほどのお金がかかります。このお金を払うのが嫌だから、スクールではなく独学を選ぶ人は多いです。
ですが実際、プログラミングスキルを身につければ、10〜20万円なんてすぐに元が取れます。エンジニアは最近は売り手市場ですから、エンジニアの収入も上がっています。
ですから、プログラミングスクールの費用については、ケチらないで投資をしてほしいなと思います。プログラミングスクールの費用の場合、近い将来必ず元が取れる費用です。エンジニアになれば月収50万円や、フリーランスになれば年収1,000万円も十分実現できるので、エンジニアの将来性考えれば、10万円ちょっとの費用を渋って諦めるのは勿体ないと思いますよ。
関連記事プログラミングスクールと独学、どっちがおすすめか最終回答【断言します】
まとめ
最後に、いまエンジニアは他のあらゆる職種の仕事と比較しても、一番の売り手市場です。サラリーマンや主婦、フリーターの方でも、本当にどんな人でも、プログラミングスクールで1ヶ月〜2ヶ月勉強すれば、最短3ヶ月足らずでもエンジニアになることができます。
プログラミングを身につけてエンジニアになれば、年収1,000万円や週3勤務で月収50万円、リモートワークなど、時間や場所にしばられない働き方をすることもできます。
ちなみに今回ご紹介した「Ruby」「PHP」「Java」「Python」は全て、TechAcademyというプログラミングスクールで受けることができます。それぞれの言語に特化したコースを4週間から受けられるので、公式サイトから見てみると良いですよ。
また、一部勉強できない言語もありますが、TECH::CAMP
ちなみに僕はどちらのスクールも使ったことがありますが、両方初心者向けで良いスクールでした。世の中には良いプログラミングスクールがあれば良くないスクールもありますが、この2つは質を保証できます。
実はこのTechAcademy
プログラミングスキルは人生を変える力を持っています。やらない後悔よりもやる後悔。何よりまずは行動を起こしましょう!
まずは無料体験から始めましょう
TechAcademy、TECH::CAMPの実際の体験談は以下よりどうぞ