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これからの働き方で重要な2つのコトをキャリアのプロが答える

これからの働き方

どうも。ジョーです。僕は現在企業や個人を対象にしたキャリア支援の仕事をしています。いわゆる「仕事」「働き方」「キャリア」の専門家です。

 

その一方、個人でメディア運営などをして収入を得ている複業家、いわゆるパラレルワーカーとして活動をしています。

 

さて、最近よく企業や個人と話すときに話題に挙がることが「これからの働き方」に関して。「これからはどういった働き方をしていくと経済的にも精神的にも豊かになり、幸せになれるのか?」というものです。

 

あなたは「これからの働き方」はどんな働き方をしていけば、経済的にも精神的にも良い人生を送れると思いますか?少し考えてみてください。

 

そこで今回は、キャリアのプロである僕が考えるこれからの働き方で重要な2つのコトに関して述べていこうと思います。

 

これからの働き方で重要な2つのコト

これからの働き方で重要な観点は2つあると僕は思っています。

 

一つを極めるか、複数の組み合わせで勝負するか

これからの働き方で一つ目に重要なこと、それは「一つの仕事を極めるか、複数の組み合わせで勝負するか」という点です。個人的に、これは必須の条件だと思っています。

 

どういうことか説明をすると、大多数が簡単に真似できない「独自性」を追求するということです。その「独自性」を出すための方法が、圧倒的に一つの仕事をマスターするか、もしくは複数の分野で一定レベルのスキルを身につけ、それを組み合わせて独自性を出すという方法です。

 

例えば、圧倒的に一つの仕事をマスターする場合、もしあなたが営業で圧倒的なスキルを身につけ、どんな商品でも売れる営業マンになれば、これから先もあなたは必要とされ続けるでしょう。なぜなら、どんな商品でも売れる営業マンというのは、大多数が真似できないことだから。

 

一方、営業は一定のレベルだけど超一流ではない場合、スキルの組み合わせが有効です。営業マンは星の数ほどいますが、Webマーケティングに精通している営業マンって少ないんですよね。そこで、営業マンがWebマーケティングを学べば、営業×Webマーケティングという組み合わせで、こちらも他の大多数が簡単には真似できない独自性が生まれます。

 

このように、一つの仕事をマスターするか、組み合わせで勝負することが独自性につながります。この独自性こそ、これからの働き方で重要だと個人的に思っています。

 

なぜ独自性を追求することが必要なのか?

では、なぜこれからの働き方では独自性を追求することが必要なのか?それは、逆の場合から想像するとイメージしやすいと思います。

 

これからの働き方では、「一つの仕事を中途半端にやる」「その仕事以外に武器がない」という人は淘汰されます。理由は2つあります。

 

理由1: テクノロジーの急速な進化

一つ目の理由は、テクノロジーが急速に進化しており、中途半端なスキルではテクノロジーに淘汰されてしまう可能性が極めて高いからです。

 

歴史を振り返るとこのことは容易に理解できるのですが、今までも急速な技術革新があった節目の時代は、多くの労働者の仕事が奪われています。

 

産業革命時代の工場労働者の多くは失業しました。最近ではインターネットの進化で本や服などがネットで買えることになったので、多くの書店や百貨店が窮地に追い込まれています。このようなパラダイムが起きたことにより、失業した人って実は山ほどいるんですよね。

 

そして、次に起こる革命は、さらに大きな失業を生むでしょう。自動運転は多くのドライバー、タクシー運転手の仕事を奪い、ロボットは多くの倉庫スタッフや現場スタッフの仕事を奪います。AIは今人間がやっているあらゆる知的労働分野において、人間の何十倍の生産性を発揮します。無論、そういう分野では人間は必要なくなります。

 

産業やテクノロジーの進化は僕たちの生活を快適にしてくれるものですが、その裏側では、多くの人が涙を流しているのです。

 

理由2: 海外の安い労働力の台頭

テクノロジーだけではなく、これからは、海外の安い労働力も、僕たちの仕事を奪っていきます。

 

もう既に気づいていると思いますが、都内の多くの飲食店の店員は外国人労働者に置き換わっています。飲食店店員のようなサービス業の仕事は、高度な技術を要しない単純作業がメインの仕事であり、彼らは日本におけるこういう仕事をこれから奪っていくでしょう。

 

そして、これは飲食店に限った話ではありません。これからはホワイトカラーと呼ばれるいわゆるオフィスワーカーの仕事も、外国人労働者に置き換わっていくでしょう。一例を挙げると、単純な入力作業等の海外へのアウトソーシング。今はインターネットがあるので、日本に拠点を持たず、海外にいる労働者に仕事を依頼するケースも最近特に増えているんですよね。

 

これからも多くの企業で、海外へのアウトソーシングは増えていくでしょう。もしいま高いスキルを必要としないホワイトカラーである会社員は、簡単に外国人労働者に置き換われないようなスキルを身につけ、自分の価値を高めることが必要不可欠です。

 

一つの仕事を極めていない、もしくは組み合わせもない日本人はどっちつかず

さて、述べてきたテクノロジーも海外労働者も、基本的な考えは同じこと。生産性の観点で、日本人がやるより高い効果が出るか、もしくは安く似たような効果が出れば、そちらに置き換わってしまうのです。

 

テクノロジーは高い生産力があり、外国人労働者はコストが安い。生産力もなく、コストもそこそこかかる日本人労働者は、本当に”どっちつかず”なんですよね。

 

つまり、中途半端で独自性のないスキルしか必要でない仕事の場合、もはや日本人がやる必要性は全くないということ。高い生産力で考えればテクノロジーの圧勝、コストで考えれば、外国人労働者が圧勝なんですよね。

 

なので、テクノロジーや外国人に代替されないような独自性を追求しましょう。

 

 

複数の仕事(収入源)を持つ

個人的に強く思っていることとして、これからは独自性を持つだけでは不十分だと思っています。なぜなら、これからの働き方には大きなリスクがつきものだから。

 

どれだけ独自性を高め、そのマーケットで高い価値を発揮したとしても、そのマーケット自体がなくなってしまったら元も子もないです。そして、特定のマーケット自体がなくなる可能性は、10年、20年という長期を考えれば普通にあり得ることなんですよね。

 

なので、そのために、複数の仕事(収入源)を持つことは、もはや当たり前にやっておくべきことだと個人的に思っています。いつ仕事がなくなってもおかしくないなら、いつ仕事がなくなっても良いように、収入を複数に分散する。考え方は至ってシンプルです。

 

 

今、あなたには収入源はいくつありますか?もし会社からの収入一つという状態は、危険信号だと僕は思います。今の時代、複数の収入源など半年〜1年くらいかければ作れますので、余暇の時間を使ってぜひチャレンジしてみてください。

 

参考までに、秀でたスキルがあるわけでない僕自身も、半年ほどで食べるに困らないほどの収入源を会社外で作ることができました。なので、正しいやり方でやれば誰でもできます。やり方がわからなければこのブログを随時チェックしていてくださいね。

 

 

これからの働き方のまとめ

これからの働き方で重要なことは、「独自性を追求すること」と「複数の仕事(収入源)を作ること」の2つです。独自性を追求する方法は、圧倒的に一つを極めるか、組み合わせで勝負するということです。

 

キャリアのアドバイスをする際、僕はいつもこのように話します。そのためには戦略的に転職も取り入れながら、必要なスキルを身につけていくと良いですね。

 

あなたのこれからの働き方を考える上で、参考になれば嬉しいです。今回は以上です。

 

 

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